アリサワログ (20161204まで更新されていた)

記録として、しばらくは残しておきます。

エンプティについての覚書

先日、RyoAnnaさんのブログを拝見したら、デザインについて言及されていました。

長く使えるモノに出会うと豊かになる。正確にはモノではなくデザインだ。外観だけではなく、機能性や耐久性も含めた体感的なデザイン。ブランドや価格は関係ない。自分に馴染むかどうかが大切で、そんなデザインが見つかれば見つかるほど、日々の暮らしが豊かになる。

自分に馴染むデザイン - #RyoAnnaBlog

 

 

「エンプティ」という美的概念を思い出す

僕はRyoAnnaさんの明快な文章が好きで、読むたびに刺激をもらっています。今回も「長く使えるモノ」や「体感的なデザイン」など、デザインにまつわるキーワードがたくさん。

そこで思い出したのが、グラフィックデザイナー・原研哉さんの「シンプルとエンプティ」という美的概念。詳しくは岩波新書『日本のデザイン-美意識がつくる未来』「無印良品のトークイベント採録」を参照していただければと思います。ポイントは、

  • 日本人には「エンプティ=空っぽ(な空間)」の美的感覚がある。
  • 例えば、神社や茶室などは本来「空っぽ」の空間である。
  • そこで人は「空っぽを介在させて、不可知なるものと交流」するということ。

このエンプティは、文字通り空っぽのように思えて、実が奥が深い概念。トークイベントでもおっしゃっているように、「エンプティであるほどいいわけです。空っぽであれば、何でも持ち込めるわけです」。だから、横道に逸れてしまいますが、僕は「人生」もエンプティだと思います。そうでなければ、人それぞれの生き方はありえない、と。

f:id:jtaro_arisawa:20161203183935p:plain

これからは「エンプティ」の発想が軸になる

原さんは「エンプティ」とともに「シンプル」という概念も引き合いに出しているのですが、それはここでは語りません。いずれにしても、今後しばらくは、僕の中で「エンプティ」という発想が中心になる気がします。生活環境も考え方も、いろいろと。

その一つの取り組みとして、ブログデザインの変更をしました。が、実はデザインだけでなく、ブログそのものに対する考え方も変わったので、改めて記事を書きたいと思います。

 

とりあえず、エンプティについての覚え書きでした。

広告を非表示にする